北海道上富良野町の十勝岳連峰の麓、多田ワイナリーからピノ・ノワールでつくった赤ワイン1本、白ワイン1本の計2本をお送りします。
真冬は-30℃近くにもなる厳しい環境の中で育ったぶどうを、野生酵母で自然発酵させた無濾過のワインです。
原料のぶどうは上富良野町の多田農園産ピノ・ノワール100%。
栽培期間中、除草剤と化学肥料を使わずに育てています。

▼お送りするワイン
【ピノ・ノワール2021】赤ワイン
薄めのルビー。ラズベリー、木苺、紅茶の香り。
タンニンは上品で、甘酸っぱい味わいがとてもチャーミング。
紅茶や出汁のニュアンスもしっかりあって、ミネラル感も感じるエレガントなワイン。

【ピノ・ノワール・ブラン・ド・ノワール2023】白ワイン
ほのかなアンバーカラー。
ラズベリー、紅玉、フルーツトマトの香り。
やや温度が上がってくると木苺のジャムのニュアンスが出てきます。
香り自体は控えめで、優しい華やかさが感じられます。
ほどよい酸が中心にあり、若干の渋味とほんのりとした甘酸っぱさ、丸みを帯びた味わい。
どんなときでもそばに寄り添ってくれるワイン。


▼多田農園&多田ワイナリーとは…
北海道上富良野町、十勝岳連峰の麓に広がる農園とワイナリー。
2007年からワイン用ぶどうを栽培し、2016年にワイナリーをオープン。
ぶどう畑は扇状地にあり、礫と磯を含んだ火山灰層から成り立っています。
また、ぶどう畑の地下深くには、2,000m級の山脈に蓄えられた水分が伏流水として幾層も流れており、ぶどうの根がこの水を吸収して良質なぶどうができあがります。