多田ワイナリーの白ワイン2本セットをお送りします。
1本目は成熟ぶどうを連想させる厚みが印象的な「シャルドネ2021」、2本目は多田ワイナリーで初リリースの混醸ワイン、「122田園ブランES」です。

原料のぶどうは上富良野町の多田農園産100％。栽培期間中、除草剤と化学肥料を使わずに育てています。野生酵母で発酵し、瓶詰め時のみ少量の亜硫酸塩を使用した無濾過のワインです。

【シャルドネ2021】
アカシア、白い花、ライム、蜜、青りんごの香り。ミネラル感もしっかり。
酸はさほど強くなく、厚みを感じるミディアムボディー。爽やかさ、成熟ぶどうを思わせる厚みが印象的。余韻は中程度～やや長め。

【122田園ブランES】
シャルドネ、ピノ・ノワール、ミュラー・トゥルガウを混醸で仕込んだ白ワイン。
ミュラー・トゥルガウの草原のような感じと、シャルドネの重厚さ、ピノ・ノワールによるチャーミングな要素がそれぞれ存在し、複雑性があり楽しいワインに仕上がりました。

▼多田ワイナリーとは...
大雪山系 十勝岳連邦の麓、北海道上富良野町にあるワイナリー。
2007年からワイン用ぶどうを栽培し、2016年秋に北海道で33番目のワイナリーとしてオープン。
ぶどう畑は扇状地にあり、礫と砂とミネラル分を含んだ火山灰層から成り立っています。
また、2,000m級の山脈に蓄えられたミネラル分を含んだ水分が伏流水としてぶどう畑の地下深く幾層にも流れ、ぶどうの根がこの伏流水を吸収して良質なぶどうができあがります。
真冬は−30℃近くにもなる厳しい環境の中で、ぶどうはたくましく育っています。